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フィルタリング問題:誰が得する?損するの?

フィルタリング問題:子どもを育む気はあるの?(関連記事)

 子ども、未成年者がインターネットを利用することに関して、
大きく2つの問題が起きています。

  • 携帯電話からのインターネット利用
  • PCからのインターネット利用
前者は、総務省が2007年12月10日に発表したことから始まりました。
後者は、政党が法案化しようとしていることから始まりました。

 そして、
前者は、立法が(あまり)絡んでいません。
後者は、立法絡みです。
よって、両者で起きている話は子どもが対象ではありますが、
少々違った問題提起となっています。


 後者の立法絡みの規制問題ですが、反対表明が活発です。
誰もが技術の欠陥を認識しているものを、法的で強制することは、
誰もが危機感を覚えるものです。:(

 しかしながら、反対する側の理由に、疑問を感じる点があります。

なんだ、結局自分の利益減がイヤなだけじゃないの。
となるのを恐れます。

民間の自主規制が有用であるとする、点。
 法案が成立すると、この国はろくでもないのは確かです。
 ところかまわず、数の力&拡大解釈を平然と行う幼い国です。
 しかし、すでにインターネット上の民間(?)は規制アリです。
 既存のフィルタリングが一部の会社に依存している現状は?
 Google村八分は、都市伝説なのでしょうか?
 どちらが力を持っても危うい、そう感じます。

コンテンツ産業の発展を妨げる、点。
 正直なところ、笑います。:P
 iモードから始まった、有料サービス手法にいつまでぶら下がって
 いるのでしょうか。
 利用者獲得のみを考えた結果、右を向いても左を向いても
 利用者のみの現状ができました。
 携帯電話にどっぷり浸ってやって来た大学生を見ても、
 どこにもコンテンツ製作者はいません。
 すべて、利用者側にいます。
 作る人を育てなかった現実 に、まず気づいて欲しいです。

結局、保護者の教育を求める、点。
 いや、遅いの。
 「今まで無視していました。これからは大丈夫です。」
 と言われても何の安心感もありません。
 次代のお客さんを育てることを目論んでいるだけでは、ね。
 それに、どれだけ保護者と現場に負担を強いる気なのでしょう?
 ただでさえ、専用システムの導入でイライラしているのに。:P


 法案が成立すると、子どもは得します。
情報リテラシーが遅れると言いますが、
子どもにふさわしくない物は、今や町中にあふれています。
他人との付き合い方、自身の安全、電車の広告、国会中継。:P
コンテンツ産業の反映が遅れると言いますが、
「作ろう!自分で生み出そう!」として来なかったツケは、
それとは無関係でやって来ます。
とりあえず、

キャリア教育:自分の将来を見つめ、それを実現させるための努力をする力を持つこと。
ニコニコ動画:他人を見ることで、自分から動き作る力を持つこと。
に力を入れないと。:D (わりと真剣です。)

 ただし、このままでは国として損をします。
公明正大に情報規制をかけられる仕組みは、本当に危険です。
そのため、法案の内容を再考する必要があります。
技術を知っている人、法律を知っている人、
様々な人たちが一緒になり、強く子どもを護り育てる硬い意思を
持った法案を作ることを望みます。
(運営する国が幼いため、作っても…の不安は消えませんが。)

 鍵となるのは

制限すること」
だと思います。
子どもは、それを知り、それを乗り越えていくものでしょうから。


モバイルフィルタリング問題をめぐる関係者の思惑(CNET Japan)
 お金が絡むと、いろいろと言ってくるものです。
 理不尽がまかり通るのが、怖いところなのですが。
 技術の欠陥を認識しておきながら、対策しているから使えと
 のたまう企業、それに配慮する国の構図です。

青少年インターネット規制法案に対する意見および保護者とともに行う自主的な取組みについて(マイクロソフト)
 表明するとは思っていませんでした。
 ちょっと前に、危うい部分を持った法案には賛成していたのに。
 まぁ、自分たちの利益が減ることに危機感を持ったのでしょう。
 とりあえず、夏休み前までには「活動案」を実現して欲しいものです。

「青少年ネット規制法に反対します」――MIAUとWIDEプロジェクトなど共同声明(ITmedia)
 掲げた理想を実現するために、活動を継続して欲しいものです。
 これまでの無法地帯ぶりを静観していた結果があるため、
 ポンと出で正論を述べられても、どちらも危うく感じます…。

フィルタリング騒動を“ろ過”して見えてきたこと(日経ITpro)
 ちょっとひかれる、フィルタリングへの教育案があります。

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コメント

ご存知のように、校内では携帯電話を使用することを禁じています。でも持ってくるのを禁止する話とは異なります。保護者との間にある暗黙の了解になっています。
職場の雰囲気で言えば、児童らが持つことによって事件に巻き込まれたり被害者加害者になるのは迷惑です。時代が変わったと言われましても、自分たちの衣食住が多少変わった程度であり常時インターネットを使う理由は見当たりません。
正直な所ですが、精一杯努力しているところにコンテンツ産業の衰退がどうたらを言われましても、そのような余裕はどこにもありません。まだまだ自分たちの職場は理解されていないと感じている次第です。

投稿: 遠山 | 2008.04.28 20:35

遠山さん、コメントをありがとうございます。

 暗黙の了解は、私も知っています。保護者の方から直接伺ったり、それが発動する場面を直接見たりとありました。これはこれで、うまく機能していると思います。

 問題は、感じていらっしゃるように、学校現場で応じられない件を業界が求めている、それを無理に推進しようとしている点でしょうか。

「今は危険がいっぱいだけど、明るい未来のためにいっぱい使ってね! 危険回避の方法は、後から教えるから!」という感じ?

 国内は流れがすでにダメなのようなので、気分を変えて、海外の様子を調べてみます。

投稿: chairo | 2008.04.29 08:35

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